どうも、
これからの季節、1ゲーム
終わるたびに台上と床に
飛び散った自分の汗を拭き取る
タオルが必要なタクガキです。
2022年5月22日、近畿選手権
奈良県予選フォーティの部に
参加してきました。
同じカテゴリーに一緒に
エントリーしたのは、
「香芝の森園政崇」こと、
Kさん。
今回はちょっと、
6年前に卓球を再開して以来
の相棒で、それ以前からの
友人でもあるKさんのことを
語りたいと思います。
6年前の2016年夏、
当時職場の同僚だった
僕とKさんは、リオオリンピック
の水谷ー馬龍の戦いを観て
感動します。
中学時代の卓球経験者である
ことをお互い知っていた僕らは、
そこで意気投合しておよそ20年
ぶりの卓球を再開したのでした。
しかし当時、練習場所や試合を
探そうにも、田舎の奈良県で
ホームページを持っているクラブや
サークルなど皆無です。
検索したらすぐに出てくるのは、
奈良県卓球協会のページとか。
そこに載ってる試合はというと、
全日本社会人選手権予選、
マスターズ年代別予選・・・
全国レベルのガチな人たち御用達
の試合ばっかりです。
しかし20年以上のブランクがある
僕らは、自分たちのレベルが
社会人の趣味卓球界の中でどれくらい
なのか、とんと見当もつかず、
「マスターズの予選とか、面白そう
やな、フォーティの部で出てみよか?」
「いいっすね。僕らけっこういい線
いけるんちゃいます?」
「上位2人だけが全国行けるんやって。」
「ほな、僕ら2人が決勝で戦って、
一緒に全国行けたら最高ですね・・・
などと呑気に話していたのでした。
しかし実際に卓球を始めてみれば、
中学だけの卓球経験と、社会人で
熱心にやってる人たちとの実力差など
当然すぐに思い知ることになるわけで、
いつしかマスターズ挑戦のことなど
忘れて、身の丈に合ったポイント制
の試合やローカル大会などに出るように
なっていました。
そして月日は流れて2022年の今年、
Kさんがフォーティに挑戦できる
最後の年ということになり、
(実際は下の年代への参加は
可能ですが)
マスターズは無理でも近畿選手権
やったら、1回くらい出てみよか?
っちゅう話になったわけです。
近畿選手権ならマスターズに
比べて本大会への出場倍率は格段
に低いですが、とはいえ参加者
の中には有段者がゴロゴロいます。
2人、当たって砕けろ精神で
挑戦しました。
本大会出場枠は9。
結果・・・
僕、7位。
Kさん、9位。
先に僕がリーグ戦で勝ち残って
予選通過を決めると、
我が事のように喜んでくれる
Kさん。
その後、予選リーグは敗退するも
敗者復活、最後の1枠を決める
リーグ戦を突破したKさん。
その瞬間はまさにこんな感じでした。
一緒に卓球を再開した当時の
荒唐無稽な夢を、ささやかに
叶えることができたという
感じでしょうか。
ってなわけで、
本大会が行われる9月、
香芝の森園政崇と
田原本の松下大星、
奈良県代表として会場のある
滋賀県に乗り込みます!
え、目標ですか?
もちろん「1ゲーム」です。