どうも、
最近になってようやく、
自分の戦型はペン表なんだと
いう自覚が出てきたタクガキ
です。
2022年7月24日、
イシダ卓球～琉球アスティーダ卓球場～
にて開催されたP4マッチに
久しぶりに参加してきました。
その中で、本当に試合中の
メンタルの持っていき方って
大事やなって思い知った試合
がありました。
リーグ戦も終盤に差し掛かろう
という頃、相手は変化表にバック粒
の女性の方。
いつものことながら粒は慣れるのに
時間がかかる上に相手が強くて、
あっさり２ゲーム連取されて
しまいます。
しかし、２ゲーム戦って慣れてきて、
手応えを掴んでいた僕は、
なんとなく自信がありました。
この試合、いけるんちゃうか。
「ここから３ゲームまくれる
イメージ、持ってるよ」
ベンチコーチにもそう
伝えました。
あ、この日は１人で参加していた
ので、自分の脳内の架空の
ベンチコーチです。
そうして迎えた３ゲームめ、
今から思えばこの時のメンタル
は最高だったかも知れません。
気持ち的にはイケイケやけど、
２ゲーム取られとるんやから
負けて元々。
ミスを恐れずに自分から
思い切って仕掛けていく
戦方が見事にハマりました。
結果、僕11ー２相手。
「ほらな、言うたやろ？」
脳内のベンチコーチに
ドヤる僕。
そして４ゲームめが
始まろうという時、
自分の中の悪魔が囁きました。
そう、今日の試合はＰ４マッチ。
参加者各々の成績、順位は
リアルタイムで更新され、
進行画面に表示されています。
この時も試合前の段階で
対戦相手の方が１位、そして
僕が２位というのをスマホで
確認していました。
悪魔がさらに囁きます。
試合中に結果を意識してしまう
のは１番良くないことだと
思ってるので、普段ならこの手
の囁きは振り払って試合に
集中します。
しかしこの時は３ゲームめが
あまりに上手く行き過ぎて、
舞い上がってしまっていたのか、
囁きに乗せられてしまい・・・
閉会式での、こんな光景まで脳内で
イメージしてしまいました。
そして先ほど言ったように、
これは自分の中で１番
やっちゃいけないこと。
人間の心理とは不思議なもので、
１度頭の中でイメージしたものって、
実際に手に入れたり、実現した
ような気になっちゃうんです。
４ゲームめが始まり、序盤で
ちょっとリードを許し、劣勢に
なると、手に入れたはずの「優勝」
を失ってしまうような感覚に
なり、びびってしまって何も
できなくなりました。
結局、僕３ー11相手。
試合終了。
まさに、
「手にした物を失う怖さに
縛られるくらいなら
勲章などいらない」
（Mr.Children「es」）
です。
結果、下位リーグで２位となる
ことはできましたが、
もう２度と悪魔の囁きに耳を貸そう
なんて言わないよ絶対、
と誓った日でした。
〇アイキャッチ解説〇
「センチメンタルジャーニー」
松本伊代
「メンタル」という言葉から
思い浮かびました。
ただそれだけです。
