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THE FIRST SLAM DUNK風琉球アスティーダイラストと、僕にとっての井上雄彦という作家について。

どうも、突然ですが皆さん、

映画「THE FIRST SLAM DUNK」

観ましたか?

 

めっちゃヒットしてますよね。

 

僕は観てません。

 

観る気もありません。

 

もちろん、作者の井上雄彦氏の

マンガは昔から読んでいますし、

自分もマンガを描く人間の端くれとして

めちゃくちゃ影響を受けてる作家です。

 

なのに何故、井上氏が制作の大半に

携わって世間でこれほど注目されてる

この作品を観ようとしてないのか。

 

今回は「僕にとっての井上雄彦」

をちょっと語りたいと思います。

(卓球とは無関係です)

琉球アスティーダ

琉球アスティーダ、Tリーグ優勝おめでとうございます!

僕が「THE FIRST SLAM DUNK」を

観ない理由は、井上氏の作品を観ると、

絵が上手すぎて、カッコ良すぎて

嫉妬してしまうからです。

 

僕はそもそも、「スラムダンク」は

それほどハマってないのですが、

次作、1998年に連載が始まった

「バガボンド」を初めて見た時の

衝撃は今でも覚えています。

 

マンガ史に残る超絶技巧の

カッコ良い作画の数々。

 

しかし当時、

まだ二十歳過ぎで、マンガ家になって

有名になりたいという野望を抱いていた

若者は、自分の才能、画力など到底足元

にも及ばないという事実を認めたくは

なかったのでしょう。

 

その頃、たまたま司馬遼太郎の小説を

よく読んでいて、こういう歴史ものを

ゴリゴリの迫力ある絵でマンガ化したら

面白いんちゃうかなぁ、

というぼんやりしたイメージが

頭の片隅にあったこともあり、

 

『これ、俺が描こうとしてたヤツやん!』

 

『確かに上手いけど、俺にもこれくらい描けるし!』

 

『マネしてるわけちゃうで、井上雄彦と

俺の発想がたまたま一緒やっただけ!』

 

と、好きなんだけど嫉妬で直視できない、

悶々とした思いで日々、井上作品に

向き合いながらマンガやイラストを

描いていました。

 

それから幾年月、

マンガで有名人やお金持ちには

なれなかったけど、今はおかげさまで

自分の身の丈に合った人生に幸せを

感じている日々ですが、

あの頃の思いがまだ残っていて、

「THE FIRST SLAM DUNK」は観ても

純粋に楽しむことはできないのです。