すっかり世の中を覆いつくした
コロナ禍も、はや1年以上が過ぎました。
(2021年4月現在)
マスク、消毒、検温が当たり前に
なりつつある社会。
漫画、ドラマ、小説等、
エンタメを生み出す立場の人たち
にも、当然ながら影響が出てきます。
現代を舞台にした作品で、
コロナをどう扱うのか。
一応、漫画を描く人間の端くれ
として、ちょいと考えてみました。
コロナ禍で当たり前になったもの
の中で、エンタメ表現にとって
1番やっかいなのが、なんと言っても
「マスク」です。
キャラクターの命とも言える「顔」
を半分隠してしまうんですから。
ちょっと自分が描いた漫画↓に、
マスクを付け足してみました。
もともとはこんな感じ。
当たり前ですが、随分印象が違います。
ならば、マスクはしているけど、
顔も見えている、こんなやり方を
考えてみました。
うーん、どうなんでしょう・・・
まぁそもそも、漫画表現には、
絵にせよ演出にせよ、「省略」が
つきものです。
ある程度の省略なら許されるのか。
はたまた、登場人物が外でマスクを
着けていないだけで読者が不自然と
感じて、漫画を読む上で「ノイズ」
になってしまう時代が来るのか。
学園物とかどうしたらいいんでしょ。
コロナ禍がどう落ち着くのか
不透明な中、今の段階では
判断は難しいですね・・・