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現代卓球の申し子みたいな小学生と試合して思ったこと

6月27日、大和郡山にて

奈良レイティングカップが開催されました。

 

感染症対策にも留意しつつ、久しぶりの

試合に意気込んで僕も参加しました。

 

予選リーグ1発目の試合、相手は小学生の

男の子。

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両ハンド、チキータ、巻き込みサーブ、

「ザ・現代卓球」って感じのプレーです。

 

後から聞いた話によると、奈良県の小学生

トップクラスの子なんだとか。

どうりで強いわけです。

 

とはいえ表ソフトには慣れていないようで、

僕は2ゲームを先取します。

 

しかし徐々に適応してこられ、まくられて

フルゲームにもつれこみます。

 

最終ゲーム、僕は9-7でリードしますが、

そこから4連取されて負けてしまいました。

 

こんな痺れる展開の試合、社会人同士

だったら試合後、お互いの健闘をたたえ合う

談笑タイムが始まりますよね。

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ところがこの相手の子、試合中も感情を表に

出すことなく、終了後に笑顔も嬉しそうな

様子もなく、淡々としていました。

 

すげえな・・・

 

本人の性格的なものなのか、あるいは普段

からそういう風に指導されてるのかな?

 

感情や調子の波を作らず、1点ごとに

リセットして集中する。

 

そういえば僕も、コーチから

「目先の1点にとらわれて一喜一憂

しない方がいい」

というようなことをアドバイスされたことが

あります。

 

もしかするとこれも現代卓球の

メンタルテクニックの1つなのでしょうか。

 

ポーカーフェイスに徹されると確かに

やりづらく、それも戦術の1つだと

思います。

 

けどなんだかピリピリした雰囲気になって、

正直、僕はやっててあまり楽しくない

試合でした。

 

と言っても、相手を批判するつもりは

全くありません。

 

彼は強豪クラブで日々、勝つため、強くなる

ための練習を粛々とこなしているので

しょうから、1プレーヤーとしてそれで

いいんです。

 

大人相手にどう接していいのかもわからない

でしょうしね。

 

卓球をするに当たって、

勝ちたい:楽しみたい

の割合が、それぞれの立場によって違うなぁ

と改めて思った試合でした。

 

ちなみに僕は今は

(勝ちたい)1:9(楽しみたい)

くらいです。

 

けどそれくらいの方が意外と勝てたり

するんですよね。

 

 

〇今週のアイキャッチ〇

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「天気の子」

 

観てません。

「君の名は。」は観ました。

絵が美しいですね。