どうも、東京オリンピックの
興奮冷めやらぬ2021年夏、
この記事を書いております。
さて、昔から卓球独特のマナー
として、
「ネットイン、エッジボールを
した場合は相手に謝る」
というのがありますよね。
そもそも何故謝るんでしょうか?
「自分の実力ではない返球困難(不可)
なボールを送ってしまい、
相手に悪いことをしてしまった」
という感覚だと僕は思います。
とは言え、わざとやったわけではない
ですし(わざとできたらそれはそれで
凄いですが)、ちゃんとルールに則った
得点で、悪いことではないはずです。
悪いことしてるわけじゃないけど、
相手が不快に感じる得点かもしれないな、
という世の卓人たちの良識、厚意から
来る「謝る」という行為なのです。
ここで問題なのが、ネット、エッジが
続いてしまった場合にあからさまに
不機嫌そうになったり、怒りを表す人
たまにいますよね。
あまりに連続すると怒りたくなる
気持ちもわかりますが、
先ほど言ったように、悪いことしてる
わけじゃないけど、良識、厚意での
謝罪なんです。
された方は、「ナイスボール」と
快く称えるのが筋でしょう。
それを怒るというのは、本当に自分が
相手に悪いことをされたと勘違い
しとるわけなんですよね。
贈り物を貰う時、
「つまらない物ですが・・・」
と言って渡された物が、本当に
少々ノーサンキューな物だったから
といって、
「あ~確かにつまらないですね、
他の物にしてもらっていいですか?」
と言ってるようなもんです。
なので僕は、ネット、エッジは
悪いことではなくファインプレー
なんだという感覚に改めていくべき
だと思っております(実際、そういう
意見もよく耳にはしますが)。
トップレベルでは、ネット、エッジ
をしたら積極的に喜びを表すことはせず、
ちょっとしたサインを出すだけ。
試合会場なんかで一緒になる子供たち
なんかは、それをマネしているのか、
同じようにしている子も多いですね。
僕も、これからも謝罪マナーは
続けていきますが、
相手から謝罪が無かったとしても
マナー違反だとは思わない、
という感覚でいこうと思います。